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2016年2月13日土曜日

☆心の傷も癒やす人工乳房!

人工乳房、本物に近い形状・軟らかさ、温泉も安心 
 
ヨミドクターより

 医療器具メーカー「レリエンスメディカル」(新潟市東区)が販売している人工乳房が、乳がんで乳房を全摘出した中高年以上の女性を中心に支持を広げているという。

2014年に販売開始し、
2015年8月に形状や軟らかさをより本物らしく改良して売れ行きを伸ばしているそうだ。

人工乳房の主流はオーダーメイドで、
価格は50万~数百万円と高額。

既製品で低価格の人工乳房が市場にほとんどないことを知った同社の小林勝広社長(47)は、
研究を重ねて10万円前後の製品を作った。

購入者は50~60歳代の女性が多いという。

小林社長は販売しているうちに購入者の悩みを聞いた。

友人らから温泉旅行に誘われ、
手術痕や乳房がない姿を見せたくなくて断ったことや
夏でも胸元が見えないよう首元まで隠れる服しか着られないことを知ったという。

患者同士で気兼ねなく温泉に入ろうと結成された患者会「1、2の3で温泉に入る会ぐんま」(群馬県)の
世話人武井芳恵さん(67)は、

「現在は症状によって乳房の再建手術が可能で、保険の適用範囲も広がった。
以前は乳房の全摘出が普通だった」と話す。
介護士に見られるのも抵抗があると話す会員もおり、多くの人に見られる温泉はより抵抗感が強い。

そこで、
小林社長は本物の乳房に近い形状と軟らかさ、手術痕の上から装着しても剥がれにくいことなどに特化して再開発を進めたという。

コストを抑えるため形状は中高年に使いやすい下垂形を含む3種に絞り、オレンジ1色だけだった乳首部分は赤茶色にした。

シリコーン素材は扱いが難しく、何千個も試作した結果、
乳房周囲のシリコーンを薄く延ばすことで、手術痕も隠れ、装着しても見た目に違和感のない人工乳房が完成した。

改良前の売れ行きは月5個程度だが、
改良後は月10個程度になったという。

購入した新潟市の女性会社員(56)は、
「友人と快気祝いに温泉に行ったが、『全然気にならないよ』と言ってもらえた」と。

小林社長は、
「人工乳房が心の傷を癒やしている」と実感している。
レリエンスメディカルの人工乳房は1個15万8000円(税抜き)。
シリコーンの吸着力が落ちた際などのメンテナンスや試着にも応じるという。

問合せ:同社(025・278・9123)へ。
 
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2016年2月3日水曜日

大阪の44歳凍結保存の卵子で出産!

健康な女性、凍結保存の卵子で出産…大阪の44歳
昨春、自らの卵子を凍結保存していた大阪府内の40歳代の女性が、
その卵子で女児を出産したことがわかった。

がんなどの治療を受ける女性が卵子を凍結し、妊娠・出産した例はあるが、
健康な女性が出産したケースが公になるのは例がないという。
卵子を凍結したクリニック「オーク住吉産婦人科」(大阪市)によると、

女性は現在44歳。
独身だった40歳の時から同クリニックを受診し、41歳で卵子を8個凍結した。
結婚後、夫の理解を得て、解凍した卵子と夫の精子で顕微授精を複数回行い、昨春に別の医療機関で出産したという。


オーク住吉産婦人科では、
2008年から、がんなどの女性を対象に卵子の凍結保存を行い、
10年からは健康な女性でも始めたという。

昨年末までに凍結保存した健康な女性は計229人に上り、うち17人が顕微授精したが、
出産を確認したのは今回の女性だけという。

卵子の凍結保存は、主にがんなどの病気を発症した女性に行われているが、

最近は働く女性の晩婚化などを背景に、
健康な若い女性が将来の結婚に備え自分の卵子を凍結保存するケースも増えているとみられる。
日本生殖医学会は13年、卵子の凍結保存に関する指針を作成。

健康な女性の場合、対象は成人とし、40歳以上での採卵や、45歳以上で使用することは、
高齢出産のリスクを避けるため、推奨できないとしている。

女性を診察した
オーク住吉産婦人科の船曳美也子医師(55)は、
「積極的に勧めているわけではないが、仕事などで出産の機会に恵まれなかった女性の選択肢を広げるにはやむを得ない」と。


未婚女性の卵子凍結保存に関する指針作成の中心となった、
日本生殖医学会前理事長の吉村泰典・慶応大名誉教授は、
「同様の事例はあるとは思うが、公になったのは初めてではないか。
凍結卵子に対する、働く女性らのニーズはあるが、仕事と育児が両立できる社会にすることが重要だ」と。
ヨミドクターを読んで
 
病気と病医院
 
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